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再発を防ぐためにうつ病の原因を突き止める

再発を防ぎたいからこそカウンセリング

うつ病の再発を防ぐには、原因を的確にとらえ

当事者ひとりではなく(個人的には内服でもなく)

カウンセリングで支えながら

本人の気づかないところまで掘り下げていくのが重要だと思います

うつ病の原因を探る

アメブロの方で序章を書いていますのでぜひ読んでください

「うつの原因となる過去の出来事とは??「当たり前」という落とし穴

うつ病歴が長いほど治るまでの時間がかかる

うつ病歴が長いほど回復困難というのは

私が長い経験から学んで得た感覚です

中でも最初につらい状態になった時のサポートが不足していると

回復が遅れます

だからうつ病になったら最初に私と出会ってほしいのです

自信満々のカウンセラーに難題が!?

私はうつ病の理解に関しては自信満々です(笑)

 

今の状態、その方の特性、現在どの段階にいるか、回復具合、

そしてうつを招いた原因など

 

カウンセリングで3回くらいお会いすれば

先が見えてきます(私の中でだけですが)

そしていろんな角度から

相談者の方にアプローチを試みます。

 

半年でのべ100件経験しているのに

難解だったケースが数件ありました

 

その一つ

その方とお会いできない環境になってしまっていました

 

時を経て私が理解できたのは約1年前ですが

非常に心苦しいまま初回カウンセリングから5年の時を経て

ようやくこのたびご本人に会うことができ

私なりの理解と今後の方策を伝えることができました

それは??

幼い時の消耗がうつを招く

3人兄弟の長子であるその方は

父親が仕事で不在の中

家事育児でてんてこ舞いする母を

助けたいと日々当たり前に家事、育児をやっていました

 

この「当たり前」が難解を解くカギでした

 

ご本人が親のせいでこうなったと

恨んでいたり怒りがあったりすれば理解は早いのですが

 

この方の場合

「当たり前」と思い込んでいた(かつては思い込ませていたと推測していますが)

ので

今現在の気持ちの落ち込みとはご本人は関係ないと思っていました

当然ですよね

 

なので私が親子関係を掘り下げようとしても

なかなか不平不満も怒りも恨みも否定も

出てきませんでした

 

その方は家事だけでなく

年の離れた末の兄弟のオムツを変えたり

ミルクを作って飲ませてあげたり

今で言うイクメンパパがやることを

たくさんやっていたようです

 

その家庭の中で「当たり前」であっても

世間一般的にはそれをしている子供は多くはないと思います

母親を助けたいというその方の思いで「当たり前」にされてきましたが、

そこには母親の依存心と

父親の役割放棄という依存心が隠れているのです

 

子供時代に親代わりをしてがんばると

知らない間に消耗しています

本人が気づかない消耗がうつを招くのです

 

そしてこの方のうつを繰り返さないための方策は?

 

子供時代がんばっていた自分を認めて癒していく

「よくがんばっていたな、自分」と

 

そして「当たり前」を手放していく

両親の依存から自立していく事なのです

 

本日もご訪問ありがとうございます

 

兄弟の世話をしていて子供時代を十分過ごせていないと思ったら

ぜひご相談くださいね

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