病院に行きたくない
企業での健康管理経験からうつ病対応をアドバイス!
メンタル不調になったら病院に行かなくちゃいけないのでしょうか
もともとあまり病院に行かない人も多いと思いますが
メンタル不調で病院へ行くのは気が重いですよね
それでも受診する際のヒントをお伝えしますね
1)病院に行くことに抵抗感があるのは当然
メンタル不調で病院に行かなくてはいけない理由として
お仕事している人の場合は
「診断書」をもらうという目的が大きいです
会社を休む場合
にも書かせていただいたように
有給休暇以外で休む時は
診断書が必要です
安心して休むためには診断書を出してもらう方が良いと思います
精神科に通うのに抵抗があり
近所の人に見られたくないので
自宅から離れた病院を選ぶ人もいます
ただ元気ではない状態で通うことを考えて
片道30分以内くらいのところが良いと思います
行きたくない理由の中に
薬を飲みたくない
というのもありますね
その場合は
必ず診察の時に
「薬は最小限にしてください」と
ハッキリと伝えるようにしてください
お仕事をしていない人の場合
病院へ行かないという選択肢もありだと思いますが
治し方についてはネットだけではなく
やはりプロの手を借りた方が良いと思います
2)自分の状態を説明できる準備をしておこう
さてメンタル不調で受診するので
問診の際に話すことをメモしていくのもオススメです
- 精神的に今どんな症状があるか(焦り イライラ すぐに涙が出る 落ち込み 等)
- 身体的に今どんな症状があるか(頭痛 胃痛 下痢 吐き気 腰痛 動悸 呼吸苦 等)
- 眠りの状態はどうか(どのくらい眠れているか 元気な時とどう違うか)
- 具合が悪いと自覚したのはいつ頃でどんな症状だったか
- その時の仕事や家庭の状況はどうだったか
短い診察時間の中で伝えるのは大変だと思います
これは伝えたい!と思うことを
メモしていきましょう
自分の状態をちゃんと伝えるのは
受診の際だけではなく
その後復職してからも
上司や産業医に
自分の状態を伝えなくてはいけない場面が
多く発生するので
練習しておいて欲しいのです
3)診断書の内容の解釈!?
診断名
診断名は医師によって変わります
本人の気持ちを気遣って「うつ病」と書かない医師もいます
多くは「うつ状態」か
少し軽い印象になるので「適応障害」
と書かれることが多いようです
つまり行く病院によって診断名が変わることも普通にあります
なので診断名にこだわらず
心が疲れた状態だから休んで元気を取り戻すんだ!
と認識していただけると良いと思います
診断期間
カウンセラーの私にとってこれが大事なポイントで
「2週間の休養を要す」と書かれると
「自分は2週間くらいで治るんだ」と勘違いする例や
「2週間で治さなくちゃ」と焦ってしまう例があります
これも医師が最初から「1ヶ月」とか「3ヶ月」とか書くと
本人がショックを受けるのでは?
と心配しての表現なのです
ほとんどの場合
メンタル不調は2週間や1ヶ月で治ることはありません
私の経験ではちゃんと治すためには
人によりますが
半年は必要と思っています
また「3月末まで」と書かれると
「4月から復職しなくちゃいけない…」
と不安になってしまう人もいますが
診断期間は延長できます
だから
心身ともに元気になった時が復職のタイミング
ということを忘れないで欲しいです
診断書の内容に動揺せず
休養に専念していただけるといいなと思います
さて病院選びのポイントは?
次のブログでお伝えしますね!
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